ソファー・バッグ・財布修理|熊本市 革修理は革研究所 熊本北店
革修理ブログ
2026/09/15
【菊池郡】ロエベ長財布のファスナー修理!スライダー交換で直るかも?|熊本
こんにちは!
革研究所熊本北店です。
本日は、菊池郡のお客様「ロエベ 長財布」ファスナーのスライダー交換について紹介します!
また、ファスナーの歴史やファスナーの王様、YKKについて少し話したいと思います。興味ある方は少しお付き合いください。
それでは、依頼品の方を見ていきましょう!
目 次
こちらが今回の依頼品の状態です。
ファスナーを閉じるころができず、開いてしまう状態です。
この場合、ファスナー交換でもいいのですが、スライダーを交換することで改善することが多いです。
それでは早速ですが、施工後をご覧いただきましょう!
いかがでしょうか!
スライダーを交換して、ファスナーがしっかりと閉まるようになりました。
これでファスナーを気にすることなく使えるようになりました♪
もし、同じような症状のお財布などがありましたら当店にお問合せ下さい。
財布以外のバックやジャケットのファスナーなども対応いたします。
ファスナーの開閉がうまく行かない、となったとき、全てがファスナー交換になるわけではございません。
ファスナーの問い合わせで多いのが、
・ファスナーの動きが悪い
・閉めると反対側が開いてしまう
・ファスナーのテープ部分が破れてしまった
などです。
汚れやスレ傷は気にしなければ使うことができますが、ファスナーが壊れてしまうとどうしようもありません。
修理を検討することになると思いますが、全てがファスナー交換になるわけではありません。
まずはファスナーの各部位の名称を紹介します。
①引手
ファスナーを開く際に持つ場所です。引手は金具の部品だったり、革で作成されていたり、ブランドによって様々です。
②スライダー
ファスナーのエレメントの上を動いて開閉するための金具パーツです。
③テープ
財布の本体とファスナーを繋ぐ布地の部分です。
④エレメント
ファスナーの歯の部分です。
あとはファスナーの先端と末端に留め具がついています。
ファスナーを締める時の先端側の留め具を上留め、末端を下留めと言います。
そしてそれぞれどこに異常があったのかで修理の方法は変わってきます。
単純に引手が取れてしまっている場合でも、引手が壊れている場合、スライダーの引手を通す輪の部分が壊れている場合があります。
スライダーが動かない場合、エレメントの歯がサビている、壊れてしまってうまくかみ合わないか、スライダーが破損していて動かなくなっている可能性があります。
またこの場合は、シリコンスプレーを吹きかけると滑りが良くなり、改善することがあります。
テープに穴が空いてしまっている状態の時はファスナーを交換します。
テープの部分は、穴が空いても直接的に影響はありませんが、使用していくうちに負荷がかかり、穴が広がったり、破けてしまう恐れがあります。
いずれにせよ、長く大切に使いたい場合は早めの修理をお勧めします。
こちらはロエベの長財布になります!
先ほど紹介した財布と同じようにファスナーが閉まらなくなっています。
ファスナーの開閉は、スライダーの交換で解決することができます。
しかし、先ほどのスライダー交換の事例と違うのが、テープの部分が破れています。
テープの破れは使用していくうちに悪化してしまいます。
最終的にファスナーが閉まりづらくなり、テープを縫い合わせている革の部分が破れてしまう可能性があります。
こちらが施工後の写真です。
これでファスナーを問題なく使用できるようになりました。
ファスナー交換、スライダー交換はYKKのものになります。
純製品への交換ではないのでよろしくお願いいたします。
公式LINEで写真をお送りいただき、お見積もり依頼をすると5%Offのキャンペーンを行っております。
お見積もりは無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。
今回はスライダー交換とファスナー交換の事例を紹介させていただきました。
そこで、ファスナーの歴史や、YKKについて少し紹介したいと思います!
最初のファスナーが発明されたのは1891年のことです。
ホイットコム・ジャドソンというアメリカ人の機械発明家がファスナーの原型をつくりました。
靴紐を結ぶのに苦労している友人を見て、靴紐に代わる留め具としてファスナーを思いついたと言われています。
1893年、万国博覧会に合わせて特許を取得し、「クラスプ・ロッカー」として初代ファスナーを出展します。
初代ファスナーはフックと目が合わさるスライド式のものでしたが、製造技術の制度が低く、少しの衝撃でファスナーが開いてしまうという粗悪品でした。
米国郵政公社から郵便袋として採用されたものの、不評で終わってしまいました。
その後、現代のファスナーを作ったのが、ギデオン・スンドバックです。
彼はホイットコム・ジャドソンらが創設した会社を前身とする、フックレス・ファスナー社で電機技師として働いていました。
彼は試行錯誤を重ね、1917年に特許を取得します。
エレメントの数を増やし、スライダーを引き上げることでしっかりと務歯がかみ合うよう開発しました。
フックレス・ファスナーと名付けられたこのファスナーは、丈夫で柔軟性があり、現代の私たちが使うファスナーの原型となりました。
こうして誕生したファスナーは私たちの身の回りに欠かせないものとなりました。
洋服、財布、カバン、などなど。毎日見ない日はないと言っても過言ではないほど私たちの生活に浸透しています。
ファスナーの種類は大きく三つに分かれます。
・金属ファスナー
エレメントが金属でできているファスナーです。
・コイルファスナー
エレメントが樹脂製のコイルでできたファスナーです。
・樹脂ファスナー
エレメントをテープに射出成型した樹脂射出ファスナー
それぞれは見た目の印象、強度や操作性などが異なるので、目的によってつける素材を使い分けます。
ちなみに、ファスナーのエレメントとスライダーにはサイズがあります。
そしてそのサイズは同じでないと機能しません。
大きさは号数で表されます。
財布で扱われているサイズは3号、大きいもので5号、まれに4号が使われているものがある、と言った感じです。
内側のコインケースなどはもう少し小さいものが採用されていたりします。
1923年、B.F.グッドリッチ社が自社のゴム長靴にファスナーを採用します。
スライダーを引いた際にジップ(Zip)」という擬音に聞こえてくることから、B.F.グッドリッチ社はファスナーを「ジッパー」として発売。
これがファスナーの一般的な名称として普及していきました。
ちなみに、中米諸国ではファスナーを「稲妻」という意味のシェレス・レランパゴスといいます。
ファスナーを閉じる際の音がそう聞こえるから、ということらしいです。
日本では「チャック」という呼び名が定着していると思います。
1927年、広島で巾着から文字ってファスナーをチャック印と販売され、話題となったことがチャックと呼ばれるようになった由来です。
ファスナー、ジッパー、チャックはどれも呼び方が違うだけで同じものを指しています。
その他の国でもいろいろな呼び方があり、ファスナー、ジッパーは共通の呼び方ではなく、独自の呼び方が各国で復旧しています。
ちなみに、男性のズボンのチャックのことを「社会の窓」と呼んでいた時代がありました。
これはNHKのラジオ番組「インフォメーションアワー・社会の窓」が由来と言われています。
社会の様々な問題の裏側を探る、というテーマの番組で、見えない部分が見えるということから、男性ズボンのチャックを「社会の窓(が開いている)」というようになったそうです。
余談でしたが、懐かしいと思った方も、何それ?と思った方も参考までに。
皆さんはYKK株式会社をご存じでしょうか?
YKKは、1934年に吉田忠雄が創業した、ファスナーを製造する世界的に有名な日本企業です。
世界で製造されているファスナーの45%のシェアを誇っています。
最初の社名はサンエス商会、1942年に有限会社吉田工業所、1945年に吉田工業株式会社に改名します。
1946年から吉田工業株式会社(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha)」のアルファベットのイニシャルを取ったYKKを商標として使用し始めます。
そして、1994年社名をYKK株式会社に改名しました。
当店でファスナー交換、スライダー交換で使用している製品はYKK社製になります。
ファスナーは手芸屋、ホームセンターなどで販売されていますが、YKK以外のものを探すのが難しいくらいです。
創業者である吉田忠雄は富山県出身で、20歳の時に東京に移住します。
日本橋で中国陶器輸入の商売を営んでいた古谷商店に住み込みで働いていました。
1931年、満州事変から中国陶器が輸入できなくなり、円の暴落などから商品の代金回収に行き詰まり倒産します。
商店を整理していた際に出てきたのが仕入れたまま代金未払いの状態になっていたファスナーでした。
1934年、吉田忠雄はファスナーの在庫を処分するため、古谷商店の跡地に「サンエス商会」を立ち上げます。
これがファスナーとの最初の出会いと言われています。吉田忠雄25歳のときです。
当時のファスナーは品質が悪く、半分程度は不良品でした。
それをひとつひとつ確認しながらの出荷をおこなっていました。
品質を改良するため、機械を購入、自社で生産を行うようになります。
当初は同郷の吉川喜一と高橋利雄の3人で始めた会社でしたが、次第に従業員が30人を超えます。
業績が良くなり、作業所が手狭になったことから、1938年に江戸川区松川町に工場を新築、名前を吉田工業所と改めました。
しかし、工場新設後に第一次世界大戦が勃発、ファスナーの材料として使用していた銅製品が使用禁止となりました。
代わりにアルミを使って製造を開始しますが、強度が足りず苦戦します。
そのアルミもしばらくして統制品となり、国内で取引ができないため、ファスナーの同業43社の企業で共同輸出を行うも、1941年を最後に取引が無くなり、ファスナー業界すべてが廃業となりました。
戦時中、業界として全てが廃業となったのはファスナー業界のみでした。
その後、紹介で海軍からの仕事をもらい再出発して経営を立て直していきますが、1945年、東京大空襲の製造機械すべて焼失します。
全ての工場設備を失った吉田は、故郷の魚津に帰り、鉄工所を買収、吉田工業株式会社として再スタートを切ります。
終戦後、GHQのバイヤーが魚津を訪問、吉田はファスナー1本9セントで売りたいと申し出ます。
しかし、アメリカ側のファスナーは1本7セント、さらに高品質でした。
当時の日本のファスナーは、エレメントをテープに手作業で取り付けていました。
一方アメリカは機械で生産をしていたため、日本より品質が高く、低価格でした。
手作業での生産に限界を感じた吉田忠雄は、アメリカから機械を輸入することを画策します。
同業者での共同出資を図るも、手作業で十分という声が圧倒的多数で賛同を得られず、一社で1200万円の借り入れを決断します。
銀行から融資を得ることに成功した吉田は、4機の機械を輸入、またレプリカ100基の製作を依頼します。
さらに自社での一貫生産にこだわり、生地工場(現黒部工場)を建築します。
また、銅の価格が高騰したことから、アルミ素材に目を付け、アルミ合金の開発に注力、工場も新築しました。
生産力、品質は格段に上がり、同業他社は追いつけなくなります。そこで、手作業で作成している同業者に生産をやめて販売に専念するのはどうかと提案します。
最初は信用されなかったものの、工場の視察にきた同業者は納得し、販売に専念するようになりました。
吉田工業は国内での販売活動をやめ、海外での販売活動に専念するようになりました。
そして1994年、社名をYKK株式会社に改名しました。
現在、YKKのファスナーの国内シェアは95%以上と言われています。
国外のシェアは45%以上です。
YKK以外のファスナーを店頭で探すのが難しいくらいです。
今ではファスナー以外のアルミサッシや玄関ドアの製造なども行っています。
しかし会社の根幹はファスナーであり、一つ一つの小さなファスナーを大切にしてきたからこそ、今のYKKがあるといえます。
以上、YKKの紹介でした!
長くなりましたが、ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。
当店ではファスナーやスライダーのご相談をいつでも受けつております。
営業時間外でも公式LINEの方から対応可能なので、お気軽にお問合せ下さい。
バッグや財布、小物に関するベース補修と、縫製補修、クリーニングの価格を抜粋してご紹介します。
ベース施工とは(クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工)コースです。
クリーニングのみ施工とは保湿ケアが含まれるコースです。
※汚れにより落ちないものもあります。
<ベース価格>
| ベース価格 | ||
|---|---|---|
| バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cmまで2本) |
Sサイズ(タテ+ヨコ 35cmまで) | 17,200円~ |
| Mサイズ(タテ+ヨコ 60cmまで) | 21,100円~ | |
| Lサイズ(タテ+ヨコ 90cmまで) | 24,900円~ | |
| LLサイズ(タテ+ヨコ 91cm以上) | 30,700円〜 | |
| 財布等の小物 | 11,500円~ | |
| 持ち手(ハンドル) ※1本当たりの料金 |
3,800円~ | |
| 部分補修(タテ+ヨコ=16cmまで) ※1箇所当たりの料金 |
3,800円~ | |
この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。
<縫製補修価格>
| 財布 | ||
|---|---|---|
| ファスナー交換 | 長財布 | 15,800円〜 |
| コンパクト | 13,900円〜 | |
| 小銭入れ | 12,000円〜 | |
| 引手作成 | 5,400円~ | |
| スライダー交換(シルバーorゴールド) | 5,400円~ | |
| ホック交換 | 3,600円〜/1個 | |
| 7,200円〜/2個 | ||
| バッグ | ||
| 内袋交換 ※1 | 20,400円〜 | |
| 内張交換 ※1 | 43,200円〜 | |
| 根革(付け根)交換 | 9,600円〜(1箇所) | |
| 持ち手作製 | 平持ち手 9,600円〜/1本 | |
| 丸持ち手 12,000円〜/1本 | ||
| ショルダーベルト作製 | 20,400円〜 | |
| パイピング交換 | 15,600円〜/1本 | |
| ファスナー交換 | 18,000円〜 | |
| ・ファスナーの布地の色がブラック、ブラウン以外の場合はプラス4,000円~(税込み) ・分解、再縫製をするため、元の縫製ラインからズレることがあります。 ・スライダーはYKKの物になります。海外製はプラス料金がかかります。(ririなど、プラス4,000円~(税込み)) ※1 使用する生地はキャンバスかシャンタンかナイロンになります。合皮、本革の場合は要相談。 |
||
<クリーニング価格>
| バッグ・小物関係 | |
|---|---|
| Sサイズ(タテ+ヨコ 35cmまで) | 7,800円~ |
| Mサイズ(タテ+ヨコ 60cmまで) | 9,500円~ |
| Lサイズ(タテ+ヨコ 90cmまで) | 11,200円~ |
| LLサイズ(タテ+ヨコ 91cm以上) | 13,800円~ |
| 財布等の小物 | 5,200円~ |
| 持ち手(ハンドル) ※1本当たりの料金 |
1,700円~ |
\大切な革製品を長く美しく使うために、修理やメンテナンスを検討してみませんか?/
掲載価格は目安です。価格改定により変更となる場合があります。
詳細な料金は、お見積り時に確定いたします。
革研究所熊本北店では、大型のソファや椅子から、小物のバックや財布、革靴など革製品であれば何でも修理に対応しております。お見積もりは無料ですので是非お気軽にお問合せください。
ご依頼の製品によってクリーニングのみやカラーチェンジ、革の張り替えなど状況に応じて個別に対応しております。料金プランもございますが、施工内容によって金額は前後いたします。
出張見積りについては当店から車で1時間の距離でしたら無料でお伺いさせていただきます。
また、LINEのお友達登録、見積依頼で総額5%OFFになります。
依頼品の配送なども行っております!
宅配便も全国から受け付けております!
まずはお気軽にお問い合わせください。
LINE友達追加・お見積もりで5%OFFになります!
![]()
革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。
革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。
革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。
ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

代表者:北川 輝
所在地:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134
対応エリア
熊本県全域(熊本市、合志市、荒尾市、玉名市、玉名郡、山鹿市、菊池市、菊池郡、阿蘇市、阿蘇郡、その他近郊エリア)
当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。