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2026/09/03

菊池郡のお客様「カリモク 2.5人掛けソファ」全体リペア

こんにちは!

革研究所熊本北店です。

本日は菊池郡のお客様「カリモク 2.5人掛けソファ」全体リペアの施工事例を紹介します!

 

カリモクと言えば高級家具のうちのひとつです。

座り心地は抜群にいいため、長く愛用される方も多いのではないでしょうか。

毎日使用していると、気づかないうちにスレ傷が蓄積し、色が褪せてしまうことがあります。

今回はそんな依頼品の紹介です。

 

まずは依頼品の方からご覧いただきましょう!

 

依頼品の状態Before

 

 

こちらが今回の依頼品です。

全体的にソファーの色がかなり褪せています。

両側にあるひじ掛けの上のクッションは傷が多く目立ちます。

ソファーでもっとも劣化しやすい部分は座面で、ひび割れたり、スレ傷が多くなって穴が空いてしまう、ということが多くあります。

こうなってくると、修理ではなく革の張替えをオススメしています。

修理だと耐久性が低く、再発してしまう可能性があるからです。

しかし、今回色は褪せているものの、スレ傷によって銀面(革の表面。通常は革の表面を塗膜が覆っている)が露出している箇所はありませんでした。

なので張替えはせず、全体修理で施工をしていきます。

 

それでは、施工後の状態をご覧いただきましょう!

 

依頼品の状態After

いかがでしょうか!

修理前は全体的に色あせて白くなっていたソファーを、鮮やかなオレンジ色に復元することができました。

ひじ掛けの上にあるクッションを中心にあったスレ傷は全て修復したため、目立たなくなっています。

これで、自宅のリビングが少し華やかになると思います。

ご依頼者様にも大変喜んでいただけました。

 

ソファーの修理で革の張替えが必要な部位がある場合、その箇所のみ張替えで、他をリペア対応とすることが可能です。(例えば座面のみ張替え、その他をリペア対応)

その他、座面のみでの施工なども可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。

カラーチェンジの施工なども可能です。

 

ソファー修理をご依頼いただく際、注意点があります。

長年愛用されているソファ―ですと、座面と背もたれ、ひじ掛けの隙間にライターや小銭、割引券などが出てくることがあります。

中には貴重品のようなものが出てくることがあります。

ご依頼の際は、一度ケガに気を付けながら隙間の確認をお願いします。

もしかしたら、長年探していたものが見つかるかもしれません。

当店で確認した際に出てきた小銭や割引券、貴重品についてはお返しするようにしております。

お手数ですが、よろしくお願いします。

 

また、ソファーやダインニングチェアの裏地の張替えのご依頼も承っております。

裏地とは、ソファーやダイニングチェアの下、裏側を覆っている黒い布です。

クッションが摩耗して出てくるカスを受け止める役割や、害虫やホコリの侵入の防護、通気性の確保などの役割があります。

長年使用していると破れてしまったり、ボロボロになって床に落ちていってしまうことがあります。

そういった場合の張替えも可能ですのでご相談いただければと思います。

 

へたれたクッションの修理も行っております。

クッションのヘたれの場合、座面の中のウレタンがへたれている可能性、座面を支えてるベルト、もしくはスプリングの劣化、故障が考えられます。

こちらに関しては一度ばらして中を見てみないとわからない可能性が高いです。

一度依頼品をお預かりして、原因を確認してからの処置方法、お見積もりの流れになります。

また、座り心地は座面のウレタンの柔らかさを変えることで調整が可能です。

おススメとしては、比較的年齢が若い方は柔らかめ、ご高齢の方は硬めをお勧めしています。

柔らかめだと座り心地はとてもいいです。

しかしながら、関節や足腰の筋力が弱っている方の場合、足腰への負担が大きくなります。

硬めは座ったり、立ち上がる際の足腰と関節への負担が小さいです。

そのため、ご高齢の方のご依頼、もしくは利用者に高齢の方がいらっしゃる場合は硬めをおススメしています。

 

少し長めにソファー、椅子の修理、張替えの際の注意点をお話しさせていただきました。

それでは、今回の修理方法を簡単に紹介していきます!

 

修理方法

今回の修理方法は、①クリーニング・脱脂②下地調整(スレ傷補修)③着色④コーティング(色止め加工)になります。

 

①クリーニング・脱脂

まずはソファー全体の汚れをクリーニング溶液を使用して落としていきます。

座面が特に汚れが多い部分になるので、刷毛やウエスを使って浮かせて拭き取るように念入りに汚れを落としていきます。

クリーニングが終わったら、手垢などの油汚れを落としていきます。

汚れを落とすのと同時に、既存の表面を保護しているコーティングや古くなった塗膜を剥がしていきます。

これらが残ったままだと、施工後に塗料の定着が悪かったり、塗膜剥離を起こしてしまう場合があります。

なので丁寧に作業を進めていきます。

 

手垢などの長年の汚れはシミになっている場合があります。

その場合は落とすことができないため、塗料で塗膜を作って隠す、というような施工になります。

もしくは、カラーチェンジを行って濃い色にすることでシミを隠す方法があります。

 

②下地調整(スレ傷補修)

スレ傷がある箇所を紙やすりを使って擦り、毛羽立ちを抑えて滑らかにしていきます。

スレ傷が深いと毛羽立ちが収まらないので、ある程度の段階で止めます。

革は2層構造になっています。

上層が密度が高く丈夫な乳頭層、下層が密度の荒く耐久性の低い網状層です。

スレ傷が乳頭層の場合、密度が高いのである程度削ると毛羽立ちが抑えられます。

しかし、網上層にスレ傷がある場合、擦れば擦るほど密度が荒いので毛羽立ってしまいます。

これが途中で止める理由です。

 

表面をある程度研磨したら、次はスレ傷補修に入ります。

スレがある部分は、革の密度が低下しているので、綿棒などを使い、薬剤で隙間を埋めていきます。

一つ一つ十分に埋めたら、今度は表面の傷を専用の薬剤で埋めて平滑にしていきます。

この工程がうまく行っていないと、塗料が革の内部に染み込んでしまい、その部分だけ塗膜ができずに色が違くなってしまいます。

丁寧に傷を埋めたら、いよいよ着色です。

 

③着色

着色の前に、まずは調色します。

この調色をするタイミングですが、①のクリーニング前に行います。

理由として、クリーニングをしてしまうと既存の色が落ちてしまい、復元する色が分からなくなるからです。

今回のように、全体的に色が褪せてしまっているとわかりにくいですが、ソファーの場合は背もたれと座面の隙間が色が残っている場合があります。

その部分で色を見ながら調色し、完成したら①のクリーニング・脱脂の工程に入っていきます。

 

着色はスプレーガンを使って吹き付けていきます。

吹き付ける量が多いと、塗料が液だれしてしまったり、塗膜が厚くなって革表面のシボが薄くなることがあります。

シボが薄いと、見た目がビニールのような質感になってしまいます。

なので、色の変化を見ながら、なるべく薄膜で仕上げるようにします。

 

今回は、オリジナルの色がオレンジなのに対し、色あせで白っぽくなっているので、染料を最初に使いました。

オリジナルに近いかつ薄い色を革に染み込ませることで、塗膜を薄くすることができます。

 

染料を吹いて、明るいオレンジに近い色に染めた後、塗料でオリジナルに近い色に染め上げていきました。

 

④コーティング(色止め)

最後に、色止めを行っていきます。

顔料(塗料)の種類によっては、着色の際に一緒に色止め剤を入れて吹き付け、完成させる場合があります。

しかし、今回はそうでない顔料を使用しました。

色止めをすることで、色が落ちにくくなります。

 

色止めコーティングですが、しっかりと色止めが定着するのに1週間ほどかかります。

その間に革表面を強くこすったりしてしまうと塗膜が剥がれる原因となってしまいます。

施工が完了したら原則お早めに依頼品はお返しいたしますが、そういったリスクがあることをご承知ください。

また、まれに塗料と革の相性が悪く、塗膜が剥がれてしまうことがあります。

そういった場合はお手数ですが、連絡をいただけると幸いです。

納品後の保証期間は1週間と短いですが、ご承知のほど、よろしくお願いします。

 

以上が今回の施工事例になります!

もし、ご自宅に似たような状況のソファや椅子がある方は遠慮なくお問合せ下さい。

商品の状態に合わせた施工方法を提案させていただきます。

お見積もり依頼の際は、公式LINEもしくはメールでの問い合わせで、依頼品の写真と気になる箇所の写真を数枚送ってくださるとお見積もりがスムーズになります。

また、当店から車で1時間以内の距離でしたら無料で出張見積、配送、納品を承っております。

お問合せ、お待ちしております。

 

 

張替えの革について

今回は色褪せたソファの修理、リカラーの依頼でした。

革の劣化が著しい場合は、張替えを提案させていただくことがあります。

革のひび割れやスレが著しく、穴が空いていたりする場合です。

その際に、注文する革ですが、オリジナルの色と同じ革は基本的にはありません。

なので、ある程度近い色の革を選び、オリジナルに近い色を調色して染め直すことになります。

 

革を購入する際は、必要なサイズより少し大きめの革を購入します。

決して騙してお金を取るためではありません。

革はもともと生きていた動物から作られます。

ソファーやダイニングチェアの張替えで使用する革は主に牛革です。

そして、食用にされたりした牛の皮を、廃棄するともったいないので、鞣して革にします。

 

牛が生きていた間、動き回ってケガをしたり、虫に噛まれたり、皮膚にシワができたりします。

 

そういった生きていた証が痕跡が革に残ってしまいます。

これをナチュラルマークといいます。

軽微なものであれば良いのですが、やはり、大きなカサブタがある革を座面に使うことはできません。

できるだけ綺麗な革を使って張替えて、お客様に喜んでいただきたい、というのがこちらの思いです。

これが、革を少し大きめに購入する理由です。

 

ナチュラルマークの種類

ここで少し、革の表面にある傷などの種類を少し紹介したいと思います。

基本的には綺麗な部分を使って製品を作るのでないと思いますが、良く見たらご自宅のソファなどにあるかもしれません。

紹介するのは①Brand(ブランド)②Biting Mark(メンジ)③Groth Mark(トラ)④Scratch/Open Scratch(バラ傷)⑤Drawness(ドローネス)⑥Vein(血筋)の6種類です。

 

①Brand(ブランド)

大量に牛を飼育している牧場は、牛を識別するために所有者や生年月日を皮に焼き印します。

牧場は、子牛を生ませて育てる繁殖農家、肉や乳牛にするために育てる肥育・酪農農家があります。

競りにかけられ、所有者が変わるたびに焼き印を施されます。

この部位は、革の耐久性が低いので、家具などには使用できません。

 

②Biting Mark(メンジ)

ダニや虫によって刺されたりしてできた、丸い小さな穴です。

 

③Groth Mark(トラ)

牛の首などにできる縦ジワです。

よく動かす部分は深いシワとなり、革になったときにムラのように見えてしまいます。

 

④Scratch/Open Scratch(バラ傷)

生きている時に、柵や有刺鉄線などに体をぶつけた、あるいは体の痒い部分をこすり付けたりしてできたひっかき傷です。

傷口が開いているもの、治りかけのもの、傷は閉じているがミミズバレのように跡が残っているものがあります。

傷口が開いた状態の部分をオープンスクラッチといいます。

 

⑤Drawness(ドローネス)

お腹の部位全体にみられる横ジワです。

出産した牝牛などはお腹の皮が伸びていることがあります。

トラ(首の縦ジワ)ほど深くなく、ムラは少ないですが、染料など発色に違いが見られます。

 

⑥Vein(血筋)

家畜を屠殺した際、血抜きがをして塩漬けにしないと、血管に血液が詰まってしまいます。

血液がその後バクテリアに侵され、周辺の皮が痛んでしまう現象です。

 

以上、6種類のナチュラルマークを紹介させていただきました。

ソファの張替えは決して安い金額ではありません。

しかし、だからこそ職人としてもなるべくオリジナルに近い状態に仕上げて喜んでいただきたいと考えております。

何卒、ご理解よろしくお願いします。

 

 

ファやチェアなどの家具に関するベース補修とクリーニングの目安の価格を抜粋してご紹介します。

ベース施工とは(クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工)コースです。
クリーニングのみ施工とは保湿ケアが含まれるコースです。
※汚れにより落ちないものもあります。

 

<ベース価格>

ソファ・家具関係 一人掛けソファ 39,800円〜
二人掛けソファ 79,800円〜
三人掛けソファ 109,800円〜
ソファセット 179,800円〜
マッサージチェア 59,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 29,800円〜
部分補修(タテ+ヨコ=16cmまで)
※1箇所当たりの料金
10,980円〜

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などな

ど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積り

となります。

 

<クリーニング価格>

ソファ・家具関係
一人掛けソファ 14,900円〜
二人掛けソファ 29,800円〜
三人掛けソファ 39,800円〜
ソファセット 69,800円〜
マッサージチェア 19,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 8,900円〜

 

\大切な革製品を長く美しく使うために、修理やメンテナンスを検討してみませんか?/

掲載価格は目安です。価格改定により変更となる場合があります。

詳細な料金は、お見積り時に確定いたします。

 

 

 

革研究所熊本北店について

 

 

革研究所熊本北店では、大型のソファや椅子から、小物のバックや財布、革靴など革製品であれば何でも修理に対応しております。お見積もりは無料ですので是非お気軽にお問合せください。

ご依頼の製品によってクリーニングのみやカラーチェンジ、革の張り替えなど状況に応じて個別に対応しております。料金プランもございますが、施工内容によって金額は前後いたします。

出張見積りについては当店から車で1時間の距離でしたら無料でお伺いさせていただきます。

また、LINEのお友達登録、見積依頼で総額5%OFFになります。

依頼品の配送なども行っております!

宅配便も全国から受け付けております!

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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お問い合わせ先

 

 

革研究所熊本北店
 
対応修理項目:ソファー修理・ダイニングチェア修理・財布修理・カバン修理・その他革製品
修理対応エリア:熊本県全域エリア、その他近郊 ※宅配で全国対応
 
住所:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134
定休日:日曜日
営業時間:10:00~17:00

 

 

 

 

 

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革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

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店舗情報

革研究所 熊本北店

代表者:北川 輝
所在地:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134

対応エリア
熊本県全域(熊本市、合志市、荒尾市、玉名市、玉名郡、山鹿市、菊池市、菊池郡、阿蘇市、阿蘇郡、その他近郊エリア)

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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