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2026/08/20

【山鹿市】マルニ木工ダイニングチェアの座面張替え・ウレタン補強と背もたれ再塗装

 

みなさま、こんにちは!

革研究所 熊本北店です。

今回は、山鹿市のお客様からのマルニ木工 ダイニングチェアの座面張替え+ウレタン補強&背もたれ再塗装の事例紹介と、マルニ木工について紹介します!

 

まずは写真をご覧ください。パッと見でダイニングチェアの座面が破けているのがわかりますね。

この状態だと使い続けるのは厳しいかと思います。

「もう捨てて新しいダイニングチェアに買い替えよう!」と考えるかもしれません。

 

しかし、当店ではこのような状態でも修理することが可能です!

もし、ご自宅に同じような状況のソファやダイニングチェアがありましたら、お気軽に当店までお問い合わせください。

 

 

 

また、みなさまは家具メーカーのマルニ木工をご存じでしょうか?

 

恥ずかしながら、私は依頼があるまで名前を聞いたことがあるけど、ほとんど何も知りませんでした。

 

調べてみると、高度な曲木技術を持ち、世界的にも高く評価されているメーカーであることがわかりました!

そこで、今回は施工事例、修理方法とマルニ木工の歴史や製品について紹介していきたいと思います!

 

また、当店ではブランド物はもちろん、その他のソファや椅子、バック、財布などの革製品のクリーニングや修理を行っております。

気になることやご依頼の相談はLINE、メールで24時間いつでも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

 

それでは改めて、依頼品の状態を見ていきましょう!

 

 

修理前の状態(Before)

 

 

正面Before

 

左側Before

座面Before

背もたれBefore

 

 

今回の依頼品は、マルニ木工、地中海シリーズのダイニングチェアになります。

 

ヨーロッパの伝統的な美しいデザインを現代にアレンジした作品で、マルニ木工のなかでも人気の高いシリーズとなっているそうです!

 

依頼品の状態としては、座面がかなり破れており、中のクッションであるポリウレタンが見えている状態でした。

座面の縁をかたどっているパイピングの芯も飛び出しており、背もたれも薄汚れています。

 

この様な状態でも、当店にお任せいただければ修復することが可能です!

 

それではまず、修理後の状態をご覧ください!

 

 

修理後の状態(After)

 

 

正面After

左側After

座面After 

背もたれAfter

 

いかがでしょうか!

 

全体的に違和感のない綺麗な状態に仕上げることができたと思います。

座面の張替えは革の種類、色ともにオリジナルに近いものに仕上げました。

背もたれはクリーニングを行い、調色をして綺麗に仕上げています。

また、かなりヘタっていた座面のウレタンも交換し、座り心地も抜群によくなりました。

 

では、次に今回の修理方法について紹介していきます!

 

 

修理方法

 

 

今回の修理方法は、①座面部分の張替え②クリーニング・脱脂③下地調整(スレ傷補修)④着色⑤コーティング(ツヤ調整含む)⑥オイル仕上げになります。

 

①座面の張替え

座面は今回破れ箇所がひどかったため、座面の革を剥がして、新しい革に張替えます。

元の座面の革をバラして新しい革に型どりし、パイピングと一緒にミシンで縫い付けていきます。

クッションは、座面から見えていた部分が破れていたため、新しいものに交換しました。

その後、座面をかぶせて、エアータッカーで裏面を止めて完成です。

 

②クリーニング・脱脂

クリーニング作業では長年の使用によって蓄積された手あか、ホコリ等の汚れを丁寧に除去します。

汚れを力任せに擦って落とそうとしてしまうと、かえって表面を傷つけてしまうので、専用のクリーナーを染み込ませるようにして拭き取ります。

同時に、革表面を保護しているテフロンを拭き取って剥がします。

 

③下地調整

革表面にできたスレ傷やひび割れなどを紙やすりなどを使って研磨し、表面の凹凸を平滑にしていきます。

また、クリーニング、脱脂で取りきれなかった革表面のコーティングを剥離します。

この作業は革を傷つけるのと同じですが、これを怠ると④着色の作業で塗料の定着が悪くなる原因になるので、丁寧に行っていきます。

 

④着色

革を塗料で塗装していきます。

色はご要望に合わせて一つずつ調色を行います。

調色が完了したら、スプレーガンなどを使用して着色していきます。

 

⑤コーティング(ツヤ調整含む)

この工程で艶加減の調整と色落ちが発生しないように処理を行います。

またオプションとしてトップコート加工を行い、撥水・防汚加工を行うこともできます。

 

⑥オイル仕上げ

全体にオイルを塗りこみます。

革は乾燥すると劣化しやすくなるため、普段から定期的にオイルを塗って油分を補給してあげると長持ちします。

 

 

座面の張替えについては、同じ種類の革、同様の色はもちろん、異なる種類の革や色に変更することができます。

座面が傷やひび割れ等のみの場合、張替えではなく修復で対応できる場合もあります。

中のクッションがへタレている場合は、お客様の好みの硬さに合わせて交換することが可能です。

また、塗料は基本の5色のカラー(黒・白・赤・黄・青)の組み合わせで一つ一つ職人が調色を行います。

そのため、ご要望に合わせた色を作ることが可能です。

 

 

修理の流れとしてはだいたいこんな感じになります!

あとは革製品の種類や、状態によってクリーニングのみだったり、カラーチェンジのみだったり。

お客様のご要望に応じてこちらからも施工内容を提案させていただきます!

 

 

それではここで少し、マルニ木工についてお話ししたいと思います♪

 

 

~マルニ木工とは~

 

 

マルニ木工は1928年創業の歴史ある日本の家具メーカーです。

 

マルニ木工の製品の特徴は、木のぬくもりと曲線てきな美しいデザインです。

 

創業者は広島県、宮島出身の山中武夫で、「工芸の工業化」をモットーに高い技術力を必要とする木材の曲木を確立しました。

また製造過程を分業化によって工業化し、家具の工業生産を進めていきました。

 

現在、工場は広島市郊外の山間にあり、そこで家具の木材選びから加工、製造まで一貫して行っています。

様々な機械を取り入れて効率化していますが、最終的な確認はすべて職人の手作業です。

また、家具に美しい木目を出すために、職人が一つ一つ板材の木目を確認し、組み合わせていきます。

 

こうして美しい木目が表現された家具が作られているのです。

 

マルニ木工は2008年から海外展開を開始し、欧米など約30ヵ国78店舗(2023年現在)で展開しています。

ノルウェーのオスロ国際空港やイギリスのレストラン、台湾のカフェなど様々な施設で使用される世界的にも高く評価されているブランドです。

 

 

 ~マルニ木工の歴史~

 

 

創業者である山中武夫は広島県宮島出身で、厳島神社を代表する伝統的な木造建築に囲まれて育ちました。

 

幼少期の山中武夫は、人の手によって一本の木が美しく芸術的な形に生まれ変わる姿に魅了されていたといいます。

彼が育った1990年代初頭は、文明開化をスローガンに急速な近代化と西洋文化が押し寄せてきた時代です。

しかしながら、職人が手作業で作るような家具は高価な品で、一般家庭には復旧していませんでした。

そこで、山中武夫は家具の生産過程を、職人による手作業ではなく、分業化による工業生産化を目指します。

 

ヨーロッパに渡り西洋の家具づくりを学んだ山中武夫は、日本に帰ってからドイツ製の機械を導入、また独自の研究開発を行い、技術を蓄積していきながら工業化を目指していきます。

 

第二次世界大戦後、急速な復興と同時に、日本に欧米化の波が押し寄せました。

戦時中は家具の生産を停止してましたが、進駐軍向けの西洋家具の大量注文を製造しながら技術力を養い、生産力を向上させていきます。

 

1968年、マルニ木工が工業化によって生産した家具の「ベルサイユ」は、日本が創り出した洋家具の中でも最大のヒットとなりました。

当時、日本人の間にはヨーロッパなどに対する漠然とした憧れがありましたが、華美な装飾の西洋家具は日本の家屋には合いませんでした。

マルニ木工は西洋様式の家具を日本の住まいに溶け込めるようにデザインし、価格を抑えたのが受け入れられる大きな要因の一つとなりました。

 

これをきっかけに、マルニ木工は日本を代表するブランドとして成長していきます。

 

しかし、1990年代になると、中国で製造された安価な家具が日本に流通するようになり、マルニ木工も次第に経営が傾き始めます。

そこで会社を立て直すため、起死回生をかけて、国際的なデザイナーと協業するプロジェクトを行います。

デザイナーと熟練の職人たちがアイデアを出し合い、より洗練されたデザインの「ネクストマルニ」と「マルニコレクション」が発売されました。

 

2009年、代表作と言われた「ヒロシマ」シリーズがイタリア・ミラノで開催された世界最大規模の国際家具、インテリアの見本市で高く評価され、世界的に注目されるようになります。

そして現在、欧米を中心に世界30ヵ国で展開する日本を代表する家具メーカーとなりました。

100年経っても「世界の定番」として認められる家具作りを行っています。

 

 

今回修理した「地中海シリーズ」などマルニ木工の代表的な家具ラインナップ

 

 

今回の依頼品は、マルニ木工地中海シリーズダイニングチェアになります。

 

このシリーズはフランスのディレクトワール様式を基調としたデザインになっているようです。

ディレクトワール様式とは、フランス革命後の1795年から1804年の間に流行したデザインです。

直線を生かした優美で洗練されたスタイルで、サイズや機能性も考慮したデザインを特徴としています。

染色は木の自然な風味を生かした暖かみのある暖色に仕上げてあります。

 

この他にも様々なシリーズがあります。

 

17世紀から18世紀にかけてイギリスで誕生した、上品で曲線的なデザインが特徴の「クイーンアンスタイル」、洗礼されたシンプルなデザインに精密な装飾が施された「ジョージアンスタイル」を取り入れてデザインしたブリティッシュコレクション

 

自然な木肌を生かしたシンプルなデザインで、様々な場所で長く使うことのできるヒロシマシリーズ

 

「日本の思想から生まれた椅子」を目指し、日本の美意識へのメッセージを主題に世界的なデザイナーが競作したユニークなデザインのネクストマルニシリーズ

 

伝統的なデザインから、時代にとらわれないシンプルデザインのもの、近代的なデザインを取り入れたものまでまでたくさんのシリーズがあります。

 

今回紹介したものはその中でもごく一部のものになります。もし新しい家具の買い替え検討をしている場合、気に入るものが見つかるかもしれません!

 

そして、修理などのメンテナンスの際は是非、革研究所熊本北店までお問い合わせください!

 

 

まとめ

今回はマルニ木工地中海シリーズダイニングチェア施工事例とマルニ木工について紹介させて頂きました!

 

家具も服などのファッション同様、流行があって調べてみると面白いですね。

 

私は家具を木目の綺麗なもので統一しているので、マルニ木工の家具はかなり好きなデザインのものがたくさんありました♪(もちろん革製品も好きなのでたくさんあります。)

 

特に「ヒロシマ」シリーズの綺麗な曲線のアームチェアはシンプルでありながら見てて飽きないデザインです。

 

木を曲げる曲木という技術は、古代エジプトの時代にはすでに使われていた形跡があったそうです。

原理は熱や水分を含ませ、柔らかくなった状態の木材を曲げて乾燥させ形を定着させる。

なんだかこれだけ聞くと簡単そうに聞こえますが、木材によって耐久性や柔軟性が違ったり、均一な形に曲げるとなると、高度な技術が必要になってくるそうです。奥が深いですね。

 

今回のブログは内容が革製品、というより家具になりましたが、革製品も種類が豊富で特徴も様々です。

 

革も人類誕生から非常に身近なものであり、その中で培われてきた製法や技法があり、歴史があります。

 

今度は革製品についていろんなこと紹介できたらなと思っています!

 

料金について

 

ソファやチェアなどの家具に関するベース補修とクリーニングの目安の価格を抜粋してご紹介します。

ベースとは(クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工)コースです。
クリーニングのみ施工とは保湿ケアが含まれるコースです。
※汚れにより落ちないものもあります。

 

<ベース価格>

ソファ・家具関係 一人掛けソファ 39,800円〜
二人掛けソファ 79,800円〜
三人掛けソファ 109,800円〜
ソファセット 179,800円〜
マッサージチェア 59,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 29,800円〜
部分補修(タテ+ヨコ=16cmまで)
※1箇所当たりの料金
10,980円〜

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などな

ど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積り

となります。

 

<クリーニング価格>

ソファ・家具関係
一人掛けソファ 14,900円〜
二人掛けソファ 29,800円〜
三人掛けソファ 39,800円〜
ソファセット 69,800円〜
マッサージチェア 19,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 8,900円〜

 

\大切な革製品を長く美しく使うために、修理やメンテナンスを検討してみませんか?/

掲載価格は目安です。価格改定により変更となる場合があります。

詳細な料金は、お見積り時に確定いたします。

 

 

 

革研究所熊本北店について

 

 

革研究所熊本北店では、大型のソファや椅子から、小物のバックや財布、革靴など革製品であれば何でも修理に対応しております。お見積もりは無料ですので是非お気軽にお問合せください。

ご依頼の製品によってクリーニングのみやカラーチェンジ、革の張り替えなど状況に応じて個別に対応しております。料金プランもございますが、施工内容によって金額は前後いたします。

また出張見積りについては当店から車で1時間の距離でしたら無料でお伺いさせていただきます。

依頼品の配送なども行っております!

宅配便も全国から受け付けております!

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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お問い合わせ先

 

 

革研究所熊本北店
 
対応修理項目:ソファー修理・ダイニングチェア修理・財布修理・カバン修理・その他革製品
修理対応エリア:熊本県全域エリア、その他近郊 ※宅配で全国対応
 
住所:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134
定休日:日曜日
営業時間:10:00~17:00

革修理対応製品

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革鞄・バック

革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

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革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

革靴・ブーツ

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男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

革衣類

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革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

ソファー・椅子

ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

自動車内装

自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 熊本北店

代表者:北川 輝
所在地:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134

対応エリア
熊本県全域(熊本市、合志市、荒尾市、玉名市、玉名郡、山鹿市、菊池市、菊池郡、阿蘇市、阿蘇郡、その他近郊エリア)

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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