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2026/08/29

【菊池市】秋田木工ロッキングチェアのファブリック張替え事例|革研究所熊本北店

こんにちは!

革研究所熊本北店です!

今回は菊池市のお客様「秋田木工ロッキングチェア」のファブリック張替えの事例と秋田木工について紹介いたします!

当店は名前の通り、革製品の修理に対応したリペアサービス、革の張替えをメインに行っております。

しかし、今回は革ではなく、ファブリック、布です。

 

え?できるの?

と思われる方もいるかもしれません。

しかし、革の張替えとファブリックの張替えは、張るものは違えど、やることは同じです。

 

なので、

布地のソファーがあるけど、革張りのソファーに張り替えたい!

革張りのソファーを布地張りに張り替えたい!

と言ったご相談にも乗ることは可能です。

 

是非、ご相談ください。

 

それでは、依頼品の状態からご覧ください。

 

 

依頼品の状態Before

 

 

 

こちらが今回ご依頼いただいた秋田木工のロッキングチェアになります。

大塚家具で取り扱われている高級家具の一つです。

 

写真からわかる通り、背もたれの上半分が変色?しています。

座面の方は破れており、内側が見えています。

 

お客様は、このロッキングチェアを長年倉庫に閉まった状態で物置にしていたとのことでした。

座面が破れ、ホコリもかぶっていたので捨てようか迷ったが、ダメもとで修理に出してみようと思い、連絡したとのことでした。

幸い、ロッキングチェアの脚部など、木材の部分は痛みがありませんでした。

布地さえ張り替えれば大丈夫、とお伝えしたところ、お願いしますとご依頼をいただけました。

 

それでは、施工後の状態をご覧いただきましょう。

 

 

施工後の状態After

 

 

いかがでしょうか!

ファブリックを張り替えたことで、印象がガラッと変わったと思います。

色は椅子の張替え用生地を作っているメーカーの電子カタログから近い色を注文し、張替えを行いました。

革替品の場合、オリジナルに近い色に塗装をして仕上げるのですが、布地は塗料がうまく定着しないので、

今回は色合わせをしてません。

しかしながら、革より、布地の方がラインナップは多いので、同じ素材、近い色は探しやすいかと思います。

 

木材に痛みがある場合、専門外のため判断が難しいですが、補強や部品の交換など、なるべくお客様のご要望に応えられるよう提案をいたします。

お時間をいただくかと思いますが、よろしくお願いします。

 

それでは、修理方法を紹介したいと思います!

 

 

修理方法

 

今回のロッキングチェアの修理方法は、いつもと違い張替えのみになります。

なので、張替えについて少し詳しくお話しようと思います。

 

張替え時は、革張りの背もたれや座面と、それを支えている脚部や土台などのボルトを外していきます。

全部ボルトを外したら、座面、背もたれを取り外します。

 

今回は背もたれと座面が一体型のロッキングチェアなので、特に問題はないですが、ひじ掛けのあるダイニングチェアやソファーなど、長年使用しているものはいろいろなゴミがたまっていることがあります。

なかなか分解して掃除しよう、という考えにはならないので難しいところですが、割引券や名刺やら出てくることもあります。

もしかしたら長年行方不明だったあのアイテムが出てきた!何てこともあるかもしれません。

ご自宅にソファーや椅子がある方は、ケガをしないよう気を付けながら掃除してみると良いかもしれません。

また、当店で分解した際に何か出てきた場合はい一応保管して、お返しするようにしています。

不用でしたらこちらで処分するのでおっしゃってください。

 

座面と背もたれを分解したら、裏側にひっくり返します。

すると裏地という一般的に少し透けた黒い布がタッカーの芯で止められています。

タッカーの芯を一つ一つ木づちとキリを使って緩めた後、斜ニッパーを使ってとっていきます。

 

ちなみにこの裏地の部分は、あまり見えない部分に張られています。

そのためか、作り手によっては止めてある位置がガタガタに並んでいたり、きっちり等間隔に止められていたりします。

一度ひっくり返して見てみると作り手の性格が少し垣間見えて面白いかもしれません。

 

裏地を取ると、今度はその下で布地がタッカーで止めてあります。

革の場合も同様です。布や革を綺麗に張ってよく見せようとするため、裏側に引っ張った分シワがたくさんより、見た目が不格好です。

そのため、裏地を使ってこの部分を見えないように隠してあります。

タッカーで止めてある部分をみて、生地をどう引っ張って止めているのか確認します。

また、布地の縫い付けてある箇所、起点や終点、縫い付ける順番などを確認して生地に書き込んでいきます。

この先は分解してしまうと元に戻せず、オリジナルの状態もわからなくなるので、細部までしっかり写真を撮ります。

 

確認が完了したら、いよいよ布地を分解します。

縫い目を解き生地ごとに分けます。

分けた生地ごと、新しく張り替える生地にチャコペンを使って型取りしていきます。

型取りしたら、生地が足りなくならないよう、型のギリギリ外側をハサミで切っていきます。

 

まれに革や布地が伸びてしまっている場合があり、生地の採寸の判断が難しい時があります。

その時は、ある程度裁断するときに調整するか、中に詰めるクッションの厚さを調整して生地を張ります。

 

あとは、生地を確認した順番通りに縫い合わせていきます。

順番を間違えてしまうと、全てやり直しになったり、最後縫うのが大変な時があります。

なので、完成形を想像しながら、縫い合わせていきます。

 

全て縫い合わせたら、いよいよ布を被せます。

ゆるかったり、きつくて入らない、何てことも稀にあるので緊張する瞬間です。

 

今回は無事に被せることができました!

あとは、生地を引っ張りながらタッカーで座面の下に止めていきます。

 

座面と背もたれの生地が分かれている場合、張って止めるのはそんなに難しくありません。

しかし、今回は一つの生地としてつながっています。

座面と背もたれの間の部分の生地が浮かないよう引っ張りながら止めていくのはなかなか大変な作業です。

 

綺麗に張ることができたら、最後に裏地をタッカーで止めていきます。

ここは外側の見える部分なので、タッカーの芯がなるべく綺麗に見えるように配列していきます。

これで完成になります!

 

修理の流れとしては以上になります!

革の張替えの場合でも、手順や作業内容は同じです。

ただ、革は生地の伸びる方向が決まっているので、その向きを間違えないようにしないといけません。

 

ソファーや椅子、など家具の革の張替えでお困りの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

修理の方も受け付けております。

もし、修理の方がいいか、張替えの方がいいか判断がつかない場合でも、LINE等で写真を送っていただければお勧めの方を提案させていただきます。

LINEからのお問合せで5%Offのキャンペーンを実施中です。

是非、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 ロッキングチェア

 

今回はロッキングチェアの張替え依頼でした。

ロッキングチェアを見ると、コロナが流行っていた5年前、友人がキャンプ用のロッキングチェアを買って自室で使っていたのを思いだします。

ロッキングチェアは日本語で「揺り椅子」です。

字のごとく、前後にゆらゆらと揺れる椅子です。

自室に置いても、外に置いてもリラックスできるアイテムだと思います。

 

ロッキングチェアの起源は、18世紀初頭のアメリカで、当時は野外のポーチ用として普及したそうです。

アメリカ独立宣言が1776年なので、それよりも前に誕生したということになります。

植民地化と開拓を進めていく中で、安らぎを求めていたのかもしれません。

 

ロッキングチェアは、脚の下にゆるやかにカーブした台木がついているため、地面との接点は2点です。

本来なら安定感が無いですが、椅子の重心や台木のカーブ加減で安定したかつ緩やかな揺れを実現しています。

 

ロッキングチェアの進化を代表するモデルには、イームズのシェルチェア、天童木工の曲木椅子、英国アンティークチェアが知られています。

また、ロッキングチェアは、医学的にも健康的に良いことが分かっているようです。

リラックス効果、腰痛軽減、血行促進、ストレス解消などなど。

癒しと健康的なメリットがあるので、日々の仕事の疲れが溜まっている方は、買ってみると良いかもしれません。

 

 

曲木細工

 

このロッキングチェアの台木ですが、緩やかなカーブを作るために曲木細工という技術が使われています。

木材を蒸したり、煮たり蒸したりして軟かくし、曲げたい方向に固定をして曲げていく技法です。

その起源は、エジプト時代に使われていた形跡があると言われ、人類の歴史で切り離すことができない技術です。

 

昔からあった技法のひとつですが、ヨーロッパでこの技術が発展・工業化されたのが18世紀~19世紀でした。

まさに、ロッキングチェアが普及し始めた時期ですね。

ロッキングチェアの流行が、この曲木細工の発展・工業化に貢献した、と言っても過言ではないかもしれません。

 

この曲木細工を確立したのはドイツ人のミヒャエル・ト―ネットです。

木材を蒸気で加熱して曲げるという技術を開発しました。

彼が曲木細工を使って作ったNo.14という椅子があります。

これは現在までに2億脚作られた大ヒット作品です。

 

しかし、曲木細工を大きく技術的に近代化したのはサミュエル・グレッグというアメリカ人だそうです。

彼が18世紀後半に曲木細工の原型を作ったと言われています。

 

いずれにしろロッキングチェアと曲木細工の歴史は切り離すことのできない歴史です。

 

 

 

秋田木工

 

今回のご依頼いただいたロッキングチェアは秋田木工の商品です。

秋田木工は、名前の通り秋田県にあるメーカーで、日本で唯一の曲木家具専門ブランドです。

1910年創業、110年以上の歴史があります。

曲木に適した木材として知られているのがブナです。

秋田県には、人為の影響をほとんど受けていない、世界最大規模の原生的なブナ林が分布しています。

ブナは曲木をするのに欠かせない木材であり、家具の脚部分によく使われるため、資源量としては枯渇気味な素材です。

そんなブナ林がある秋田県で秋田木工は曲木家具を作成しています。

 

 

その家具は評価がとても高く、1966年には木製チェアの分野で日本で初めてグッドデザイン賞を受賞しました。

また、2000年からは宮内庁のチェアとして採用されています。

その他多くの商業施設などで使用されています。

見ていて飽きないデザイン性は、使用していくうちに無くてはならない存在になるかと思います。

 

ここで曲木細工の作業工程について、少しだけ紹介します。

曲木細工は①治具②曲木③切削④研磨⑤塗装の工程で行われます。

 

 

①治具

 

曲木の形を作る鉄の型を作成する工程です。

この工程が曲木の良し悪しを決めます。

そのため、誰でもできるわけではなく、熟練した職人が行います。

 

 

②曲木

 

100度近い蒸気で蒸した木材を①で作った型にはめていきます。

木が乾燥してしまうと曲がらなくなるので、素早く、しかしながら丁寧に木の特徴に合わせながら作業していきます。

 

 

③切削

 

製品としての形に削っていきます。

また、なるべく穴や加工を施すことで、組み立てる際の金具がいらなくなり、商品も軽く、見た目も洗練されます。

 

 

④研磨

 

木材の形を丸く滑らかな形に仕上げていきます。

また、作業中にできた傷や凹みなどもここで綺麗にしていきます。

 

 

⑤塗装

 

商品の色に塗装していく工程です。

塗装も一度終わりではなく、磨く、塗装するの工程を繰り返します。

磨くことで、色がよく仕上がるだけでなく、滑らかなてざわりになります。

最後に、塗装した座面、背もたれを組み立てれば完成です。

 

 

まとめ

 

ロッキングチェアのファブリック張替えの事例を紹介させていただきました。

また、ロッキングチェア、曲木細工、秋田木工について少しお話させていただきました。

家具の世界は、調べてみると奥の深い世界だなと思いました。

時にデザインはその時の流行りが色濃くでているかなと思います。

今のデザインの流行は、個人的にはシンプルなデザインなのかなと思っています。

しかし、いずれシンプルなデザインも質素で古臭い、なんていわれる時が来るのかもしれませんね。

 

 

 

今回のご依頼品は布地から布地への張替えでしたが、布から革、革から布などの変更も承っております。

一般的なソファー、ダイニングチェアから、商業施設などにあるようなボックス席なども対応しております。

当店では基準となる料金表がございますが、料金表にないご要望などについても、個別にお見積もりをさせていただいております。

長年使ってきた愛用品、または使いたいけど傷がある、色が褪せている革製品などをこれからも長く使っていただけるようお手伝いしたいと考えていますので、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

料金について

 

ソファやチェアなどの家具に関するベース補修とクリーニングの目安の価格を抜粋してご紹介します。

ベース施工とは(クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工)コースです。
クリーニングのみ施工とは保湿ケアが含まれるコースです。
※汚れにより落ちないものもあります。

 

<ベース価格>

ソファ・家具関係 一人掛けソファ 39,800円〜
二人掛けソファ 79,800円〜
三人掛けソファ 109,800円〜
ソファセット 179,800円〜
マッサージチェア 59,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 29,800円〜
部分補修(タテ+ヨコ=16cmまで)
※1箇所当たりの料金
10,980円〜

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などな

ど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積り

となります。

 

<クリーニング価格>

ソファ・家具関係
一人掛けソファ 14,900円〜
二人掛けソファ 29,800円〜
三人掛けソファ 39,800円〜
ソファセット 69,800円〜
マッサージチェア 19,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 8,900円〜

 

\大切な革製品を長く美しく使うために、修理やメンテナンスを検討してみませんか?/

掲載価格は目安です。価格改定により変更となる場合があります。

詳細な料金は、お見積り時に確定いたします。

 

 

 

革研究所熊本北店について

 

 

革研究所熊本北店では、大型のソファや椅子から、小物のバックや財布、革靴など革製品であれば何でも修理に対応しております。お見積もりは無料ですので是非お気軽にお問合せください。

ご依頼の製品によってクリーニングのみやカラーチェンジ、革の張り替えなど状況に応じて個別に対応しております。料金プランもございますが、施工内容によって金額は前後いたします。

出張見積りについては当店から車で1時間の距離でしたら無料でお伺いさせていただきます。

また、LINEのお友達登録、見積依頼で総額5%OFFになります。

依頼品の配送なども行っております!

宅配便も全国から受け付けております!

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

LINE友達追加・お見積もりで5%OFFになります!

 

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お問い合わせ先

 

 

革研究所熊本北店
 
対応修理項目:ソファー修理・ダイニングチェア修理・財布修理・カバン修理・その他革製品
修理対応エリア:熊本県全域エリア、その他近郊 ※宅配で全国対応
 
住所:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134
定休日:日曜日
営業時間:10:00~17:00

 

 

 

 

 

 

革修理対応製品

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革鞄・バック

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革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

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革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

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男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

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革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

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自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 熊本北店

代表者:北川 輝
所在地:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134

対応エリア
熊本県全域(熊本市、合志市、荒尾市、玉名市、玉名郡、山鹿市、菊池市、菊池郡、阿蘇市、阿蘇郡、その他近郊エリア)

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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