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2026/08/24

菊池市のお客様「グッチ 6連キーケース」全体リペア

 

こんにちは!

革研究所熊本北店です!

今回は菊池市お住いのお客様からご依頼いただいた、「グッチ 6連キーケース」全体リペアの施工事例を紹介します!

 

 

それでは、依頼品の方を見ていきましょう!

 

 

依頼品の状態Before

 

 

 

 

こちらが今回ご依頼いただいたグッチの6連キーケース、ピンク色のシュリンクレザーです。

革をなめす工程で特別な薬品に入れ、シボを細かくして作られたものです。

手触りが柔らかく、傷が目立ちにくい、また見た目も高級感があるレザーです。

外観は角の部分にスレが見られますが汚れはあまり見られません。

内側の金具にあたる革の部分がサビで青緑色に変色しています。

シボの深い溝に沿って付着しています。

その他には特に目立つ傷、スレは見当たりませんでした。

 

ご依頼品は、お客様が以前愛用していたもので、数年自宅保管していたところ、内側に錆で青緑色になってしまったとのことでした。

もう一度使いたいと思い、修理のご依頼をいただきました。

最初はクリーニングでお願いしたいとの依頼でした。

しかし、長い期間こびりついた汚れは、クリーニングだけで落とすことは難しいです。

また、汚れを落とすために強いクリーニング溶液を使うと、既存の色止め・コーティングが剥がれてしまいます。

そのため、クリーニングで対応できるか判断が難しい場合は、一度クリーニング作業を行って判断する場合があります。

 

今回は角が擦れており、既存の塗膜が剥がれていたので、クリーニング・脱脂、角のスレ補修、リカラーで対応させていただくことになりました!

 

それでは、施工後をご覧ください!

 

依頼品の状態(After)

いかがでしょうか!

クリーニング、脱脂で錆を綺麗に落としたました。

その後、角のスレ傷を補修、オリジナルに近い色でリカラー、撥水コーティングを施しました。

お客様もよろこんでいたので良かったです♪

 

それでは次に、修理方法を紹介します!

 

修理方法

今回の修理方法は、①全体のクリーニング、脱脂②下地調整(スレ傷補修)③マスキング④着色⑤撥水加工⑥オイル仕上げになります。

 

①全体のクリーニング、脱脂

 

クリーニング作業で長年の使用によって蓄積された手あか、ホコリ等の汚れを丁寧に除去します。

汚れを力任せに擦って落とそうとしてしまうと、かえって表面を傷つけることになってしまいます。

専用のクリーナーを革に染み込ませ、刷毛などを使ってシボ(革の凸凹やシワのこと)に溜まったホコリや汚れをかき出します。

かき出した後は、ウエスなどでしっかりと拭き取り、乾燥させます。

内側の錆は、クリーナーでは落ちなかったので、IPA(イソプロピルアルコール)を使い、クリーニングと同様の方法で落としていきます。

また、この時に、革の表面を保護しているコーティングと、古い塗膜を剥がしていきます。

最初はIPAでもなかなか落ちませんでしたが、刷毛で優しくシボに沿ってかき出していくうちに取れていきました。

 

長年愛用していくうちにできた黒ずみなどは、シミになっていたりしてクリーニングでは落ちない場合があります。

同色での再塗装ではシミが浮いて見えてしまう場合もあるので、その時はリカラーをお勧めしています。

 

②下地調整(スレ傷補修)

革表面にできたスレ傷やひび割れなどを紙やすりやスポンジ研磨剤などを使って研磨し、表面の凹凸を平滑にしていきます。

また、クリーニング、脱脂で取りきれなかった革表面のコーティング、塗装を剥離します。

この作業は革を傷つけるのと同じですが、これを怠ると④着色の作業で塗料の定着が悪くなる原因になるので、丁寧に行っていきます。

その後、スレ傷などを専用の薬剤を使い、綿棒や刷毛などを使って埋めていきます。

今回は角とフックがあたっていたであろう内側の部分にスレ、傷があるのみでした。

そのため、その部分のみスレ傷補修を行いました。

 

③マスキング

内袋の布地や金具、色が異なる部分など、塗料がつかないようにマスキングしていきます。

今回は外側のロゴ、中の金具をマスキングしました。

 

④着色

着色する色を調色して塗装していきます。

今回はカラーチェンジのため、お客様からご依頼いただいた色を調色していきます。

色は原色を使って全て一から作り、スプレーガンを使って塗装していきます。

そのため、どんな色でも作ることができますが、100%同じ色を作ることはできません。

ブランド品などの場合、正規品として扱われなくなる場合もありますのでご了承ください。

 

 

 

⑥コーティング(ツヤ調整含む)

この工程で艶加減の調整と色落ちが発生しないように処理を行います。

また撥水加工のほか、トップコートで防汚加工を行うこともできます。

革の種類や色、塗装の仕方によって艶の出方は異なってきます。

グッチのキーケースの艶加減はマット寄りでした。

そのため、ややマット寄りの半艶で仕上げました。

また、撥水コーティング仕上げを施してあります。

 

艶加減は、好みに合わせて調整することが可能です。

ツヤありだと綺麗に見える反面、傷などが少し目立ちます。

マットに仕上げると、傷が目立ちにくく、落ち着いた雰囲気となります。

そのため、ツヤありはバックや財布などのアパレル系の製品、マットはソファーやダイニングチェアなどの家具関係がいいかと思います。

悩んでしまう場合は、オリジナルのものと近い艶加減で仕上げていきます。

 

⑦オイル仕上げ

全体にオイルを塗りこみます。

革は乾燥すると劣化しやすくなるため、普段から定期的にオイルを塗って油分を補給してあげると長持ちします。

 

 

キーケースのフックやロゴ、ボタンなどの金具の金メッキ、銀メッキを再メッキしたいというご相談をいただくことがあります。

再メッキは、部品を専用の化学薬品などが入ったいくつもの溶液に入れ、化学反応を利用して行います。

そのため、革から外せる金具でなければなりません。

 

 

修理の流れとしてはだいたいこんな感じになります!

あとは革製品の種類や、状態によってクリーニングのみだったり、カラーチェンジのみだったり。

お客様のご要望に応じてこちらからも施工内容を提案させていただきます!

お見積もりは無料です。

公式LINEでお問い合わせをいただくと、5%の割引をさせていただきます。

お問合せお待ちしております。

 

 

グッチについて

 

今回ご依頼いただいたのはグッチのキーケースでした。

手触りが柔らかく、傷のつきにくい高級感のあるシュリンクレザーです。

グッチは、1921年イタリア創業の世界的高級ブランドです。

品質とデザイン性が高く、世界中で高い評価を得ています。

グッチのブランドコンセプトは、創業時から一貫して「最上の伝統を最上の品質で反映し、過去の良質なものを現代に再解釈すること」です。

これは、創業者であるグッチオ・グッチの理念であり、現代までブランドの根幹となっています。

 

そんなグッチですが、創業当初から順風満帆な成長を遂げていたわけではありません。

一族経営の継承権争い、株式全売却など様々な危機がありました。

そんな繁栄と没落の歴史を少し紹介したいと思います。

 

グッチの歴史

 

創業者 グッチオ・グッチ

グッチの創業者であるグッチオ・グッチは、1881年にイタリアのフィレンツィオで生まれます。

両親は麦藁帽子の販売を行っていましたが、10代の時に両親が事業で失敗し、破産したのをきっかけにロンドンに渡ります。

そこでグッチオ・グッチは高級ホテルのポーターとして働きました。

この時、イギリスの上流階級が利用している上品で洗礼された高級なスーツケースやバックなどに強い感銘を受けます。

いつか自分でも高級な皮革製品を作ってみたいという感情を抱き、これがグッチ創業のきっかけとなります。

 

グッチ一号店オープン

1902年に故郷であるフィレンツィオに帰郷しいくつかの商店で働きますが、1914年に第一次世界大戦が勃発、1914年まで徴兵されます。

終戦後の1921年、グッチオはフィレンツェに店舗をオープンします。

これがグッチの一号店になります。

当初はロンドンから輸入したかばんの販売と、その修理を手掛けていました。

2年後には二号店をオープン、修理などで得た知識を基に、自身でもデザインを手掛けるようになります。

高級皮革を使った両行用かばんや馬具などのその品質の高さ、デザイン性は当高い評価を受けました。

1930年以降も新店舗が増えていき、順調に成長していきます。

 

象徴的なロゴと傑作の誕生

1933年、創業者であるグッチオ・グッチのイニシャルをとって、グッチの象徴的なロゴ、GGロゴが誕生します。

この当時、デザイナーの名前をロゴに起用したブランドはありませんでした。

そのため、グッチが「ブランドの原点」と言われるようになります。

 

しかし1939年、第二次世界大戦が勃発します。

皮革は統制品となり、グッチはカバンなどの材料の入手に苦戦します。

そこでグッチは革に代わる素材を探し出します。

そしてグッチの象徴的存在となったのが、竹を曲げて持ち手にした「バンブーバック」、そして革の代替えとしてGGロゴをあしらい、樹脂でコーティンぐしたキャンバス地が誕生しました。

 

グッチ一族の利権争い

1953年、創業者であるグッチオ・グッチが亡くなると、グッチオの三男であるアルドが経営を引き継ぎます。

このアルドが、グッチを世界的なブランドへと育て上げた立役者と言われています。

 

グッチオ・グッチには6人の息子がいました。

このころから、アルドの兄弟、息子たちも経営に参加するようになり、それぞれの利益や継承権争いで対立していきます。

この時、無計画な市場拡大、目先の利益を追求したライセンス契約などで、安価なグッチの模造品が溢れかえり、グッチの評判は悪くなっていきます。

その中、グッチオの五男であるロドルフォの一人息子、マウリツィオは、争いの果てにアルドの息子パウロの株式を買い取り、全株式の50%以上を手にして代表権を手にします。また、社長に就任していたアルドも追放しました。

しかし、マウリツィオには経営の才能はなく、1993年に投資会社であるインベストコープに全株式を売却します。

これによって、経営に関わってきたグッチ一族はグッチからいなくなり、グッチ一族による経営と利権争いは終わりを迎えます。

その後、グッチはトムフォードというデザイナーの力で経営を立て直すことに成功しました。

 

一族の最後の経営者となったマウリツィオですが、1995年、元妻であるパトリツィアが雇った殺し屋によって殺害されます。

パトリツィアは、マウリツィオの一族の利権争いに大きな影響を与えた人物でした。

しかし、1991年に離婚、その後マウリツィオが若い女と再婚することをしり、嫉妬と復讐心に駆られて殺害を計画、実行しました。

パトリツィアは1998年に逮捕、2000年に有罪判決を受けています。

現在は釈放され、ミラノで静かに暮らしているそうです。

 

このグッチ一族の権利争いは、2021年アメリカで「ハウスオブグッチ」として公開されています。

興味ある方は是非、鑑賞してみるといいと思います。

 

グッチの人気シリーズ

 

グッチは100年以上の歴史の中で様々な商品があります。

その中で人気のシリーズを少しだけ紹介します。

 

 

1.GGキャンバス

グッチの代表的なデザインの一つです。向かい合ったGのモノグラムがデザインされたキャンバス地で、人目でグッチとわかるデザインになっています。

 

2.GGマーモント

金のダブルGロゴが印象的な、1970年代のオールドグッチから着想を経てリデザインされたシリーズです。

 

2. ウェブストライプ

シュリ―ライン(緑・赤・緑のストライプ柄)が印書的なデザインのシリーズです。

創業者であるグッチオ・グッチが、イタリアの国旗をモチーフにしてデザインしたものです。

 

3.GGマーモント

金色の2つのGが並んだロゴが印象的な、1970年代のオールドグッチから着想を経てリデザインされたシリーズです。

 

4.オフィディア

GGマーモントと、ウェブストライプを組み合わせたデザインで、オールドグッチの雰囲気と現代のグッチのデザインの両方を併せ持つシリーズになっています。

 

かなり簡易的ですが、グッチの歴史と代表的なシリーズを紹介させていただきました。

グッチは商品シリーズが非常に多く、またカバン、財布のみならず服や香水など多くのものを手掛けています。

是非、お気に入りの商品を探してみてください。

 

 

料金について

 

ソファやチェアなどの家具に関するベース補修とクリーニングの目安の価格を抜粋してご紹介します。

ベースとは(クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工)コースです。
クリーニングのみ施工とは保湿ケアが含まれるコースです。
※汚れにより落ちないものもあります。

 

<ベース価格>

ソファ・家具関係 一人掛けソファ 39,800円〜
二人掛けソファ 79,800円〜
三人掛けソファ 109,800円〜
ソファセット 179,800円〜
マッサージチェア 59,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 29,800円〜
部分補修(タテ+ヨコ=16cmまで)
※1箇所当たりの料金
10,980円〜

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などな

ど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積り

となります。

 

<クリーニング価格>

ソファ・家具関係
一人掛けソファ 14,900円〜
二人掛けソファ 29,800円〜
三人掛けソファ 39,800円〜
ソファセット 69,800円〜
マッサージチェア 19,800円〜
ダイニングチェア各種椅子 8,900円〜

 

\大切な革製品を長く美しく使うために、修理やメンテナンスを検討してみませんか?/

掲載価格は目安です。価格改定により変更となる場合があります。

詳細な料金は、お見積り時に確定いたします。

 

 

 

革研究所熊本北店について

 

 

革研究所熊本北店では、大型のソファや椅子から、小物のバックや財布、革靴など革製品であれば何でも修理に対応しております。お見積もりは無料ですので是非お気軽にお問合せください。

ご依頼の製品によってクリーニングのみやカラーチェンジ、革の張り替えなど状況に応じて個別に対応しております。料金プランもございますが、施工内容によって金額は前後いたします。

出張見積りについては当店から車で1時間の距離でしたら無料でお伺いさせていただきます。

また、LINEのお友達登録、見積依頼で総額5%OFFになります。

依頼品の配送なども行っております!

宅配便も全国から受け付けております!

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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お問い合わせ先

 

 

革研究所熊本北店
 
対応修理項目:ソファー修理・ダイニングチェア修理・財布修理・カバン修理・その他革製品
修理対応エリア:熊本県全域エリア、その他近郊 ※宅配で全国対応
 
住所:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134
定休日:日曜日
営業時間:10:00~17:00

 

 

 

 

 

革修理対応製品

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革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

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革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

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男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

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革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

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自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 熊本北店

代表者:北川 輝
所在地:熊本県合志市御代志1603-5 グランハイツ1-1
TEL:096-228-8134

対応エリア
熊本県全域(熊本市、合志市、荒尾市、玉名市、玉名郡、山鹿市、菊池市、菊池郡、阿蘇市、阿蘇郡、その他近郊エリア)

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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